西御料2ノ1 TEL73―6891

 夏と言えば、やっぱり冷やし中華。西御料の「ホワイトベースカフェ」はカレーが人気のお店です。開放的でオシャレな店内の壁に「冷やし中華はじめました」の文字。さてさてカフェの「冷やし中華」(八百八十円)のお味とは――。

 見るからに色鮮やかで新鮮そうなレタスやトマト、キュウリにハム、キクラゲ、タマゴが、麺が見えないほど盛りつけられています=写真。う~ん、このシャキシャキとした野菜の食感、甘み。夏を感じます。まろやかな味噌ダレがちょうどいい旨味です。ほのかにの香りが。麺もツルツルでタレとよく馴染んで、ズルズルッと箸がすすみます。

 「実は、僕もタレのレシピは知らないんです…」とオーナーの三田村仁さん(40)。エッ、どういうことなの?

 なんでもスタッフのお父さんが元ラーメン店主で、この「秘伝のタレ」を作っていただいているのだそうです。「時々スタッフがタレの材料の買い出しに行くのですが、スタッフとお父さんの電話を聞いていたら、スタッフが『どうしてもコレじゃなきゃダメなの?』なんて言ってるんです。この美味しさの秘密はなんなんでしょう…」と悔しげな表情の三田村さん。

 麺は旭川製麺、野菜は美瑛産などのほか、店の裏にある小さな畑で栽培したキュウリなども使っています。新鮮野菜と謎の多い「秘伝のタレ」のコラボ、もちろんここでしか食べられない、夏限定の味です。

 午前十一時から午後九時ラストオーダー。木曜定休。

(取材・太野垣陽介)

ケロコのひとことメモ

 暑い時のお昼、時々無性に冷やし中華が食べたくなります。外に食べに行くのではなく、自分で作ったので十分美味しいと昨年までは思っていましたが――。

 ホワイトベースカフェにスープカレーを食べに行った時に、「冷やし中華」と壁に張り紙が。カレーが人気のここで、冷やし中華?と思いながら食べてみて、ハマッてしまったのです。

 特別、何か違うわけではないんだろうけれど、しみじみ美味しいんです。秘密は「タレ」。麺にも野菜にもクラゲにもぴったり合うの。サラダのドレッシングにしたいぐらいです。遠くの方から味噌の香りも。これがミソか…。

 ぜひシーズンが終わる前に食べに行ってみてください。