東川町東町1ノ6ノ1・℡82―2216

穏やかな自然と人気の飲食店が多い東川。中心部の名店が建ち並ぶ一角に、今年六月オープンしたおそば屋さん「橅~Buna~」さんにお邪魔しました。

木目調の内装が落ち着いた雰囲気を醸しだし、店内に漂うだしの香りに心が躍ります。
メニューを開くと、かけそばやもりそばと並んで、「モッツァレラチーズ入りトマトそば」(八百八十円)や「温玉カリカリベーコンそば」(八百六十円)など一風変わったメニューが目をひきます。
最近はじめたばかりという「ニシンそば」(九百円)を頼んでみました。北海道名物と言われるらしいのですが、旭川と近郊ではあまり見かけませんよね。
カツオだしのいい香りとともにやって来ました=写真。二十㌢ほどのニシンが丼からはみ出して、粋な盛り付け。では、いただきます――。
つゆには身体に沁みる濃厚なかつおだしの味と、しっかり感じられるコク。麺は細めながらコシのある手打ち麺。半身丸々のニシンが、つゆに独特の香りとうまみを出しています。もちろん脂も乗っていて、これだけで茶碗一杯のごはんが食べられそう。ズズーッとあっという間に食べてしまいました。
「だしはカツオとソウダガツオ、昆布は利尻産。上川産のそば粉を石臼で挽いて使っています」と店主の柿崎寿史さん(47)。オープン前は居酒屋で働きながら、趣味でそばを打っていたとのこと。居酒屋のランチメニューとして出していたそばが評判を呼び、独立を決意したそうです。
「他の店にはない斬新なメニューを作るのも好きですが、もちろん本当のそば好きにも好んで貰える味を追求しています」と笑顔です。
月曜定休(祝日の場合は営業、翌日休み)。午前十一時から開店、一日三十食限定で、そばが無くなり次第閉店です。
(取材・太野垣陽介記者)

ケロコのひとことメモ

東川が大好き。ちょっと行かない間に新しいお店が出来ているから、油断ができません。今年、新しいおそば屋さんがオープンしたと聞いて行って来ました。
まずはもりそばを…と、メニューを見てびっくり。「モッツァレラチーズ入りトマトそば」。パスタみたいと言いながら、「平田とうふ店の生ゆば入りそば」を注文。
おいしい! このつゆ、好き。よし、次は未知のメニューに挑戦してみよう。