2ノ8・TEL73―3827

 「お店を代表する自信作が出来ました!」と、佐藤潤オーナー(28)から連絡をいただいて、早速お邪魔しました。

 同店の売りと言えば、世界の樽生ビールとドイツ、フランス、イタリアなど欧州各国の料理。迷ってしまうほどメニューが多いのも特徴ですが、これまでは「オススメは?」と聞かれても佐藤オーナーはじめお店のスタッフは「全部です」と自信を持って答えてきたそうです。

 そんな佐藤オーナーが「試食して、一八〇度考え方を変えざるを得なかった」と自賛する一品が「道産牛フィレ肉ポワレのモローズ風」です。あれこれ聞く前に、まずはいただきます――。

 一口で、牛肉の驚きの柔らかさに「おっ!」と思わず声が出ました。ソースは二種類。黒いソースはビターでありながら酸味がさっぱり、そして白いソースは香り豊かでクリーミー。どちらもとてもあっさりしているので、肉本来の味のうまみをグーッと引き出しています。値段も高いと思いきや、千百八十八円という低価格、しかも一五〇㌘が贅沢に分厚く切られているので、食べごたえもバッチリです。

 一頭分の肉からわずか〇・三%しか取れないという希少なフィレ肉は、道産牛のもの。「モローズ風」の名の通り、二種類のソースには樽生の黒ビール、白ビールを使っているとのこと。一日十食、ディナータイム(午後五時から午前零時まで)限定です。

 「北海道だから出来た価格と品質に、ビールを知り尽くした当店だから出来た、日本中探しても当店でしか味わえない価値の逸品です。肉のおいしさに、ソースの意外性、そして金額と、全ての驚きをこの一皿に込めました」と佐藤オーナー。誇らしげな、その笑顔通りの味わいでした。

 不定休。営業時間は午前十一時半から午後零時まで(金曜、土曜、祝前日は午前一時まで)。
(取材・太野垣陽介記者)

ケロコのひとことメモ

 若い人がカッコ良くビールを飲むお店かと思ったら、オバサンでも大丈夫でした。

 ランチのハンバーグはなかなかのもの。あまり好きじゃなかったカルボナーラも、私の好きな味。

 夜のメニューのオススメは「道産牛フィレ肉ポワレのモローズ風」。これが凄かった。めちゃくちゃ柔らかいんだけどちゃんとした食感、ソースの加減も良く、思わずご飯をもらってしまった。

 デザートも色々選べて美味しかったわ。昼も夜もぜひ行ってみて下さい!