2ノ6・TEL22-9991

 今月から二条六丁目に移転オープンした「まとりや小五郎」さんにお邪魔しました。

 昭和通りに面し、落ち着ける、いい雰囲気の広さになりました。

 店主の眞鳥悟さん(68)と久子さんご夫婦で切り盛りして、今年で二十一年。豊富な料理の中でも、人気メニューをいただきます――。

 「若者からお年寄りまで酒好きはみんな好きですね」と眞鳥さんが薦めるのは、ジュージューと鉄板とともにやってきた「いかごろ焼」(七百円)。う~ん、濃い目の味付けと、函館産イカの食感とのハーモニーがたまりません。これは日本酒が止まらなくなりますよ。

 続いては「北のいもっぺ」(四百五十円)。串に刺したホタテに、男爵イモとコメで練った衣をつけてカラッと揚げています。ほおばると外はサクッ、中はジャガイモのホクホクと米の粘り気が混ざった独特の食感、そして芯にはお待ちかねのホタテ…、なんともヤミツキになる一品なんです。

 今時期のオススメは、「旨みそ胡瓜」(三百五十円)。旬の大きなキュウリがおいしいのはもちろんのこと、特製の味噌がいいんです。ひき肉とニンニクを混ぜて加熱し寝かせることで、ギュッとうまみの詰まった味噌は、これぞ酒の肴。ゴロッとニンニクも入っていますが、臭みがなく、ザクザクといい食感です。

 寿司や焼き魚も旬に合わせて揃っています。これからは穴子がオススメとのこと。「とにかく、いい素材、それに尽きますね」と眞鳥さん。奥さんとともに、いつも笑顔で応えてくれる姿に、ほっこりと安心できる、そんな昔ながらの居酒屋さんです――。

 第一・第三日曜日定休。営業時間は、午後五時から午前零時まで。

(取材・太野垣陽介記者)

ケロコのひとことメモ

 もう15年以上は通っている小五郎、たまに無性に行きたくなるんです。お寿司も、お漬物もおいしい。「北のいもっぺ」に「いかごろ焼」、焼魚や煮魚は必ず注文します。

 お酒があまり飲めない私は、まずご飯。ご飯に合うおかずがたくさんあるから、一膳なんてあっという間。たまに立派すぎるお通しが出て、「もっと少なくしないと儲からないよ!」なんて言ったりして。

 移転して少し狭くはなったけど、ご夫婦の笑顔をより近くで見ることが出来て、嬉しい。また近々行きますよ――