3ノ6石黒ビル2F・TEL27-6636

 今日はサンロク街にある「SHIKISAI 菜々囲炉(しきさい なないろ)」さんにお邪魔しました。

 和洋折衷のオシャレな店内。メニューを開くと、串焼きや刺身など居酒屋の定番から「海老マヨネーゼ エスプーマー仕立て」「イケメンオムレツ スパニッシュ仕立て」など創作料理が並びます。

 シェフ兼店長の寺田光利さん(46)はフレンチ出身。南は岡山、北は稚内まで、全国チェーンホテルの総料理長を務めていたそうです。「美を感じる料理がねらいですね。産地直送の食材、フレンチの経験を活かして、和洋折衷の手をかけた料理を揃えています」と寺田さん。早速、「シェフ特製 茄子のとろろ煮(八百円)」をいただきます――。

 ナスの煮びたしにトロロと焼きベーコンが乗った斬新な一品。どんな味なんだろう…と一口、柔らかで味の染みたナスとトロロが絶妙な相性。カリカリの焼きベーコンとワサビがアクセントになり、食べたことのない、上品なおいしさです。

 続いては、「ナポリタンソースのピラフカプチーノオムライス風(九百五十円)」。こちらもピラフの上にプルンと乗った丸いタマゴがユニークな見た目。真ん中を切ると、フワフワのメレンゲ状のタマゴが登場。ピラフはナポリタン風、その下にはラタトゥイユ(西洋野菜の煮込み)が。ほおばると、優しいタマゴの甘さにシャキシャキの野菜、上品なナポリタンの味が口いっぱいに広がります。これまた、絶妙で新しいおいしさです。あっという間に、ごちそうさまでした。

 旬のメニューも盛りだくさん。刺身は十二月いっぱいまで、大間の生マグロを味わえます。また、サロマ産のカキもブルギニオンバター(野菜やニンニクを練ったバター)で仕上げた「フレンチ風」など、独創的です。

 「これからの季節、もっとも力を入れている宴会料理をぜひ一度味わっていただきたいです」と寺田さん。お料理九品、飲み放題の宴会は三千五百円から。どんな料理が出て来るのか、今から楽しみですよ――。

 不定休。午後五時半から午前一時(ラストオーダーは同零時半)まで。

(取材・太野垣陽介記者)

ケロコのひとことメモ

 このお店で初めて宴会をした時、びっくりしました。すごいんです。

 風呂敷包みが置いてあり、何かと思ったら鍋の具材でした。一つは野菜、もう一つは魚介類。魚も貝も、思いつくものは全部入れましょう、という感じ。

 本当にたくさんの具材が入った鍋、それぞれの旨みが複雑に組み合わさって、美味しいのなんの。残した汁はもちろん「おじや」に。一粒も残さず完食です。

 お刺身も美味しかった。そして和だけでなく、洋のテイストもあって、老若男女問わず大満足すること間違いなし。また行こうと思ったら、満席。ご予約はお早目にどうぞ。