豊岡6ノ3・TEL32―9156

 みーんな大好きなラーメン。今日は創業から三十八年、豊岡の「ラーメン赤門」さんにお邪魔しました。

 メニューを見ると、ネギラーメンや広東麺、ピリ辛などの他に、気になったのが「ミックス」(七百円)。「ウチの母が二十年以上前、何の気なしに塩ラーメンに醤油を入れてみたら、うまい! となりまして、それから一番人気ですね」と店主の川村隆さん(39)。厨房に立つお母さんのフミ子さん(71)が「のびないうちにどうぞ~」と、「ミックス」を運んでくれました。早速、お言葉に甘えて――。

 透明なスープの昔ながらの醤油ラーメン、といった見た目ですが、ズズッとすすると納得。塩の味わいに醤油の香ばしさ、あっさりしていながら奥深いコクがあります。チャーシューは大きくしっかりとした食感と味付け、そしてメンマにネギというシンプルな具材。これぞ昔ながらの旭川ラーメン。あっという間に完食です。

 豚骨ベースのスープですがとってもあっさりしているのは、一般的なラーメン屋さんで使う部位と違う部位を使っているのだとか。こだわりは「とにかく濁らせないこと」とのことです。

 川村さんは物心がついた頃からラーメンを作る両親の背中を見て育ち、迷いなくお父さんから店を引き継いだそうです。

 「僕がまだ小さい頃からの常連さんも来てくれています。最初は独身で彼女を連れて来ていたのが、結婚して、子どもを連れて来て、その子どもが大きくなってまた彼女を連れて来てくれて…というのが、ここで育った僕としては嬉しいですね。ウチの味を求めて来てくれているので、全く味を変えることなく、約四十年ですよ」と笑います。

 そんな昔ながらの味を求めてやって来る、新しいお客さんも多いのだとか。「前に『やっと理想の、懐かしくて美味しい味に巡りあえた。お釣りはいりません』と言ってくれたお客さんがいて、ものすごく嬉しかったですね」。

 変わらず作り続けてきた味わいには、地域の人への愛情も「ミックス」されているのですね――。

 不定休。午前十一時から午後八時まで。(取材・太野垣陽介記者)

ケロコのひとことメモ

 ラーメン大好き。私の友人たちも大好き。たまに会うと「きのう赤門に行った」、「今週は3回も赤門に行ったよ」と話す。

 なかなか行く機会がなかったけど、ようやく友達と行ってきました。「おすすめはミックス」と何度も言うので、注文。

 ちょうどお昼だったので友達はミニチャーハンとのセット、私はカレー。勢いに乗ってギョウザも。ダイエットは忘れよう。

 ラーメンは気付けば汁まで完食。アツアツのギョウザ、美味しかった。カレーもね。あー、白いご飯も食べたい。明日も行きたくなって…。