当麻町当麻スキー場向かい・TEL84-5938

 当麻スキー場向かいの丘の上、森の中にある「ピザハウス ココペリ」さんにお邪魔しました。五月五日で開店から十五周年だそうです。

 店内からは当麻の景色が一望でき、テラスもあります。なんとも贅沢なロケーションです。

 さてメニューは定番のミックスピザ(九百十八円)をはじめ、「エビ・イカ」や「やさい」など豊富なピザとパスタ、グラタン、リゾットもあります。早速、ミックスピザをいただきます――。

 みずみずしいトマトとチーズの香りに、シャキシャキの野菜。いろんな具材のうまみが、上はモチッと、下はサクッとした生地の上で共演しています。

 続いて、「ラザニア」(九百七十二円)。トマトとひき肉のうまみを閉じ込めたソースの中に、バジルを練り込んだラザニア生地のお出ましです。この生地が柔らかくツルンとした食感、ほのかに香るバジルがとても美味しい。魚介のパスタ「ペスカトーレ」(九百七十二円)は、魚介のうまみと香りがトマトソースと絡み合って絶妙。それからイカスミのパスタも、アンチョビのピザも…三人で沢山食べて、ごちそうさまでした。

 「ココペリ」とは、アメリカ先住民族のホピ族の「種を蒔く人」と言われる精霊。店主の樋田守昭さん(54)は、栃木県宇都宮市の出身です。全国を周ったのち、二十年前に奥さんの久美子さんと三人の子ども、愛犬とともに北海道へ移住。現在の場所を見つけて自ら切り開き、なんとログハウスまでご自身で建てたそうです。まさに「種を蒔く人」ですね。

 「開業時は小さな作業小屋を改装したお店でした。それから十五年。これまでもこれからも、がモットーですね」と樋田さん。日々緑が濃くなる季節、のどかな景色を眺めながら、心のこもったイタリアンを楽しむひとときを――。

 火曜定休。営業時間はランチが午前十一時から午後三時、夜は午後五時から同十時(同九時オーダーストップ)。一部持ち帰りもできます。カーナビやインターネットでは、「当麻スキー場」で検索して下さい。(取材・太野垣陽介記者)

ケロコのひとことメモ

 ここはたくさんの思い出があります。もう15年も前、初めて訪れたのはオープンして間もなく。何もない山の中でしたが、ピザの味が忘れられず、その後何度も行きました。

 行くたびに建物が進化していて、ご主人がコツコツ作っていると聞いて驚きました。それが今のお店になって、もっと居心地が良くなりました。

 窓からの景色は何よりのごちそう。その上おいしいピザやパスタがあるんだもの、相乗効果だ。出来上がるまで、テラスに出て思い切り深呼吸。空気もおいしい。ドライブにちょうどいい距離です。ぜひ、お出かけ下さい。