6ノ7・(家族亭)TEL25-0583・(笛園)TEL23‐8215

 今日は「家族亭」さん、「笛園(ふえぞの)」さんにお邪魔しました。昭和の雰囲気がそのまま残る一階の喫茶店「笛園」と、座敷のある二階の「家族亭」。どちらでも同じメニューが楽しめるんです。

 一九七〇年(昭和四十五年)に「笛園」が創業。「家族亭」さんはその十一年後に開店しました。

 「創業時は買物公園ができる前、現在のビルではなく平屋でした。当時、喫茶店で食事ができて、しかも深夜三時まで営業してる店なんてのは旭川でも初めてでした。セットメニューや鍋の宅配サービスなんかも、当時誰もやってませんでしたね」と代表の筒井哲雄さん(74)。

 メニューは、ラーメン、カレー、オムライスや鍋に丼物まで、何でもあります。驚くのはその値段。ランチの「丼丼セット」は、親子丼やカツ丼、うな丼などの中から一品選んで、そばまたはうどんとセットで、なんと六百二十円です。

 創業時からの名物「鴨南蛮そば」(六百五十円)と、筒井さんオススメの「かつすき焼き定食」(八百五十円)をいただきます――。

 たまらない香りとともにやってきた「鴨南蛮そば」は、おいしい鴨肉のダシが沁みわたる味わい。一度食べたらやみつきになります。コシのある麺は自家製。うどんもラーメンの麺も手作りしているそうです。

 続いて「かつすき焼き定食」。すき焼きの中にカツという斬新な組み合せかと思いきや、甘いすき焼きダレと揚げたてのぶ厚いカツが絶妙にマッチ。おいしくて豪華で、この価格。その上、道産豚肉なんです。

 「誰にも真似できない料理と価格で、お客さんに喜んで貰えたら、それでいいんですよ。そうじゃなきゃ、五十年近くも続けていられないよ」と筒井さん。「その代わり、お金持ちにもなれないけどね」と笑うのでした――。

 「笛園」の営業時間は午前十時から午後八時、「家族亭」は午前十一時半から午後八時半(宴会は延長営業可)。ともに日曜定休。(取材・太野垣陽介記者)

ケロコのひとことメモ

 もう何年になるだろう、買物公園にあるこのお店の前を通るたびに気になっていた。家から近いし、と思っていたら、いつでも来れると思うところはなかなか行けないものだ。

 レトロな店内の「笛園」。私はこうゆう雰囲気が落ち着く。かなりバラエティに富んだメニューの中から、手打ちのお蕎麦を発見。海老重とのセットにしてしまった。これがおいしい。

 一緒に行った人はチャーハンを頼んだ。少しもらったら…全部食べたくなるぐらいおいしい。まだまだここには美味しいメニューがありそう。リピート決定です。