錦町23

 今年七月、イオンモール旭川西近くに開業したカフェ「ラフット」さんにお邪魔しました。

 木をふんだんに使った店内や家具、たくさんの観葉植物、レコードから流れる音楽もとても心地よく、リラックスできる店内です。

 オーナーの上矢卓人さん(28)がニッコリとやってきました。「実はかなり古い民家を父と二人で改装したんです」。エッ、と驚いて店内を見渡すと、たしかに民家の形跡がわずかに。設計図やデザイン案もなく、造りながら考え、約九カ月かけて改装したそうです。

 さてメニューは、カレー、ハンバーグ、フォカッチャ、常連さんには“裏メニュー”もあるのだとか。手作りの飲み物やデザートもありますよ。

 「お客さんから一番リクエストがあった」と出来たメニューが、「気まぐれドリアプレート」(八百五十円)。その名の通り「気まぐれ」で中身が変わるそうで、この日はカボチャとキノコ、鶏肉でした。早速、いただきます――。

 チーズの焼けたたまらない香り。パリッと表面を割るとトロトロのホワイトソースに、ホクホクの甘みのあるカボチャ、うまみのある鶏肉。ほのかに香るシャキシャキのシメジがアクセント。これは温まる、おいし~い一品です。

 ハーブの香りと果実の酸味が爽やかな「ダブルグレープフルーツソーダ」(三百五十円)で、食後もスッキリ。ごちそうさまでした。

 店名の由来は「ラフにフラッと」をつなげた造語とのこと。〝ひとりカフェ〟をコンセプトに、一人でのんびりも良し、明るく気さくな上矢さんと話すのも良し、という楽しみ方ができますよ。

 「自分でカフェをできるとは、我ながら不思議なんです」と笑う上矢さん。調理師学校を卒業後、カフェのオープンを夢にシェフとして働くも、数年で挫折してしまい、色んな仕事をしていたのだとか。「飲食業は『自分でやるならいいけど…』と冗談を言っていたら、格安のこの物件を見つけて、トントン拍子で話が進んで、夢が叶っちゃいました、ハハハ」――。

 木曜日と、第二・第四水曜日定休。午前十一時から午後六時ラストオーダー。一人で営業しているので、複数人数は時間がかかるそうです。(取材・太野垣陽介記者)

ケロコのひとことメモ

 「リフォームとリノベーションの違いは何?」なんて話していたら、素敵に「リノベーション」したお店を発見。妙に落ち着く空間です。ゆっくり食事やコーヒーを楽しんで欲しいというこだわり。上矢さん、爽やかなイケメン。見ているだけで清々しい気持ちになるわあ…。

 コーヒーもおいしい。お気に入りは「気まぐれドリア」。ホワイトソースの味が本当においしくて、続けて行きました。添えてあったピクルスも、パンプキンサラダも好きな味。

 イケメンだから褒めているわけではありません。また会いに…いや食べに行きます。