豊岡6ノ4・TEL56-0312

 豊岡に開店したばかりの「創作イタリアンBAR アルティジャーノ」さんにお邪魔しました。

 一見すると古い住宅に見えますが、中に入ると、高い天井と広い空間、真っ白い壁が開放感たっぷり、素敵な店内です。

 メニューはパスタが六百八十円から千八十円、ピッツァも九百円からとお手頃な価格。また、ビールやウイスキー、ワインも四百円前後です。「ずっとやりたかったお店ですし、儲けようとも思っていません。お酒が安いのは、自分が酒飲みなもんで…」と笑うのは、オーナーシェフの木脇圭一さん(37)。

 さて、早速「マルゲリータ」(九百八十円)がやって来ました。ああ、いい匂い。ワクワクしながら、いただきます――。

 一口目から、「美味しい!」のひと言。塩味の絶妙なトマトソース、モッツァレラチーズの甘みと、小麦の豊かな香りが広がります。中央部分は素材のうまみがギュッと詰まったおいしさ、耳の部分は外はパリッ、中はフワッとした焼き上がりの生地が楽しめます。ついつい一枚食べて、ごちそうさまでした。

 シンプルだからこそ、素材のうまみが引き立つメニューの数々。リゾットのお米は和寒産「ななつぼし」を自家精米。日替わりメニューには中札内産地鶏や上士別産牛肉のメニューも並びます。

 実家がお店のすぐそば、という木脇さん。独立を夢見ながら札幌のイタリアンで修業を重ねて来たそうです。「独立するなら豊岡だなあと思っていたら、ちょうど実家の近所で、昔から知っている建物だったんです」。築五十年以上の建物を改装し、昨年十二月、奥様と二人で開業しました。

 オープンから一カ月ほどですが、近所の方々がよく利用してくれるとのこと。「街中じゃなく、地域に根ざしたお店にしたかったんです。中休みも設けていないので、喫茶店代わりに気軽に利用して下さい」。まさに「ご近所のイタリアン」という言葉がピッタリのお店なのでした――。

 月曜、第二・第三日曜定休。午前十一時から午後九時(ラストオーダーは同八時半)まで。ピザはテイクアウトもできます。(取材・太野垣陽介記者)

ケロコのひとことメモ

 新しいお店ができたと聞いて、友達親子と行ってきました。古い家…と思ったら、中に入るとテンションが上がりました。こうゆうのをリノベーションって言うんですね。とても明るくて、素敵なお店です。

 私はあっさりとしたペペロンチーノが好き。680円って、安すぎる。麺はアルデンテ、味も良くて、とても得した気分。

 続いて4種のチーズのリゾット。リゾットは最初は美味しくても、だんだんくどくなって余して…という事が多いのだけど、ここのはいい感じ。デザートのチーズケーキも美味しい。次は何を食べようかなぁ。