東光6ノ7・TEL74-5556

四月五日にオープンした「ザ オールド カフェ」へ。スタイリッシュな文字で「THE old CAFE」と書かれている建物が、近くを通る度に気になっていました。

ブルックリン風の洒落た店内は、一人の時間を楽しむ人や、お喋りにきた若い女性たちで賑わっていました。

店主の杉野零さん(36)は、飲食店で働いた経験を生かし、自家焙煎コーヒーのカフェを始めました。「焙煎の度合いや淹(い)れ方によってコーヒーの味は異なります。そこで、独立を機にいろいろな抽出方法でコーヒーが楽しめるお店がつくりたいなと。一般的なペーパードリップの他に、今では珍しくなったサイフォンやステンレスのドリップ、フレンチプレスを選ぶことができます」と話します。

スペシャルティコーヒーから、やや深煎りの「ブラジル キャラメード」(四百七十円)をサイフォンで淹れてもらいました。ほのかに酸味がありながらも深いコク。サイフォンで淹れた濃厚なコーヒーは、少し冷めても美味しく味わえました。コーヒーには、豆の種類や淹れ方を記載した小さなカードが添えられています。二十枚集めると一杯サービス。このような細かな配慮が随所にあり、何度も通いたくなります。

カレーやハンバーグ、バゲットトーストといったフードメニューから、「野菜を食べるためカレー」(八百八十円)をいただきました。じっくりと炒めた玉ねぎの甘みの中に、複雑なスパイスが効いています。辛さもあるけれど食べやすい味です。デザートには「ベイクドチーズケーキ」(四百五十円)を。甘さ控えめでチーズの塩味が効いて、手作りの優しい味でした。

店名には、古くからある喫茶店のように、コーヒーを楽しむ時間と空間も提供する「現代の純喫茶」という、杉野さんの思いが込められています。フードメニューは終日提供しています。午後二時半以降はカウンター席での喫煙が可能。平日は午後十一時まで営業しているので、さまざまな世代の人が訪れるそうです。昼もいいけれど、夜にカフェでゆったりする、そんな時間の使い方ができる貴重なお店です。

不定休。午前十一時から、午後十一時(日・祝は午後十時)まで。(ライター・長祖久美子)

ケロコのひとことメモ

知り合いの男性が、週に3、4回どこかに寄ってから帰ってるらしい。あやしい…と、気になり直接聞いてみると、気に入ったカフェに行っていると言う。そんなにいいのかと行ってみたら、「あ、これなら寄りたくなるな」という感じ。

まず、雰囲気がいい。自家焙煎のコーヒーもおいしい。そして食べ物がまたおいしい。器とか、出す演出もいい。

食べたのはカレーとハンバーグ。グツグツいってるのが食欲をそそる。ハンバーグのソースがおいしくて、ご飯にかけて食べた。私もリピート決定だね。