花咲町6 きりんビル2F・TEL74-6771

 辛党の僕が、九月十九日号で紹介した「スヌス+ラウンジ」に続いて今月もパンケーキを食べてしまった。しかし、悔しいことに、いずれもなんと美味しいこと。

 このお店のは、ダッチベイビーというドイツ生まれのパンケーキだそうだ。オーブンで焼きあがるのを待つこと約二十分。直径十五㌢の鉄製スキレットに載った熱々が出てきた。

 四種類(各七百八十円)あるうち、いただいたのは「アップルシナモン」。普通のパンケーキと違って、外はカリカリ、中はフワフワ、モチモチ。甘い焼きリンゴ、シナモンを振りかけたアイスクリームなど混然として、ボリュームたっぷり。パンケーキ好きには、きっとスヌスと同じくはまってしまうだろう。店長の田中智子さん(24)によると、このダッチベイビーを市内で提供している店は、知る限りないそうだ。

 黒と白色を基調としたお洒落な店内は、半分が貸しギャラリー。オーナーで調剤薬局、珈琲亭「ちろる」も経営する林辰男さん(61)が、イタリアの素敵なカフェの雰囲気を味わってほしいと今年八月、オープンした。

 パンケーキと並んで一番人気が「ハヤシライス」(八百八十円)。さわやかなトマトの酸味、赤ワインの香りが見事に融合している。もち米を加えて炊いているというご飯との相性もぴったりだ。しかも、色鮮やかな野菜サラダも含めてこれもボリュームがある。

 このほか、料理はポークジンジャー、カレーライス(各八百八十円)、パスタ四種(各七百八十円)とお手頃価格なのに、どれも手作りの本格派。コーヒー(ブレンド五百円)も厳選された「ちろる」の豆を使っている。
 店長以下スタッフの女性三人が、オーナー夫妻とともに日々、メニューや味を工夫、進化させているそうで、再度訪れるのが楽しみだ。

 定休日はなし。営業時間は、午前九時から午後六時まで。(フリーライター・吉木俊司)

ケロコのひとことメモ

 また、素敵なお店を見つけました。ギャラリーのあるカフェと聞いて、コーヒーなどの簡単なものしかないのではと思っていたら…違った。どちらも本気。行ったばかりなのに、また行きたくなっています。

 ランチセットがあったので、私は生姜焼き、友達はハヤシライス。お洒落でおいしい。きちんと手作りしているというのが伝わってきます。

 次回は、気になりながらもお腹いっぱいで食べられなかったダッチベイビーを食べる予定。これは絶対においしいと、食べる前から確信しています。