東旭川町共栄265・TEL73-3548

 先日、いつも買物するウエスタンで珍しいキノコを見つけた。形がアワビに似ていることから「あわび茸」。早速、記載されていたレシピで「バターステーキ」を作ってみた。塩・コショウで味付けしただけなのに、くせがない味で食感が良く、すこぶるおいしい。

 旭川産というので気になっていたら、ケロコさんから電話がかかってきた。「あわび茸などおいしいキノコを作っているところを見つけたよ」。コンビを組んで二カ月、息が合ってきたなあ。

 すぐ近くの谷口農場でトマトなどを買ったあと、取材に訪れた。経営するのは、もともと建築業が本職のドーム社長勝山勉さん(58)。冬場の仕事が少ないことから三年前、児童発達支援など福祉事業に新たに参入。障害児が成人になったときの就労の場が心配、という親御さんたちの声を受け、今春からキノコ栽培に取り組み始めた。

 現在、生産しているのはあわび茸(百㌘、二百円)、生きくらげ(百二十㌘、二百五十円)、たもぎだけ(百㌘、百五十円)、シイタケ(百二十㌘、百円)の四種。

 職員と障害者が一緒に作業している。きくらげは黒本きくらげという種類だそうで、あわび茸とともに道内ではまだほとんど栽培されていないとのこと。お勧めの食べ方というタマゴと一緒に炒めてオイスターソースで味付けした中華風の料理を作ってみたが、これも食感が良くておいしい。

 「菌床に使っているおが屑は道内産が売りで、栽培はもちろん無添加」と勝山さん。大手と競争しても量で勝てないので、肉厚なものを選び、毎朝の収穫後に一時間天日干しするなどして、品質の良さを売り込んでいるそうだ。

 干しキノコや鶏卵も販売している。これからはキノコ鍋の季節。谷口農園とともに訪れるのが楽しみになってきた。定休日は日曜日。営業時間は、午前九時から午後五時まで。(フリーライター・吉木俊司)

ケロコのひとことメモ

 ここのキノコを手にしたとき、美しくて見とれてしまいました。谷口農場にトマトを買いに行く途中に発見しました。
 まず目に入ってきたのは「あわび茸」。バター炒めにして食べてみた。この食感で「あわび」という名前がついたのかな。次はどんな料理にしようかと楽しみになる。

 そして「たもぎだけ」。結構好きで味噌汁にしていたけど、これはおいしい。香りもいい。「生きくらげ」もプックプク。煮物に入れたら、今までにない食感。リピート決定。これからはキノコダイエットにしようかな。