緑ヶ丘3ノ3、3丁目プラザ1F・TEL65―0247

 旭川のおいしい豚肉の生産者と、人気のイタリアン料理店がコラボ。この十月にオープンさせた。美味しくないはずがない。

 店舗と豚肉、ソーセージなどは、「すぎもとファーム」(市内西神楽)が、市民に美味しさを伝えたいと提供。運営は、人気の洋風居酒屋「ヴィータ・ドルチェ」(3ノ8)などを経営する「ドルチェ・ヴィータ」が業務委託している。

 料理は、豚肉の美味しさを最大限引き出そうと、「ドルチェ・ヴィータ」の水林隆志代表(38)が担当した。ランチタイムには日替わりのランチを二種用意。豚肉とその加工品が気軽に楽しめる。

 訪れた日のAランチ(九百八十円)は、メインのパスタ料理が生ハムとソーセージのペペロンチーノかソーセージと野菜のクリームミートソース。これにパンと野菜サラダがつく。Bランチ(千八十円)は、メインがポークソテー、ジェノバ風ポテサラ添え。これに、野菜サラダとパンかライスがつく。

 出てきた料理は、とにかくお洒落。しかも、ボリュームたっぷり。パスタでも、豚肉の美味しさを堪能できたが、ポークソテーは圧巻。味がしっかりとしながら柔らかく、ジューシー。特に、脂身は水林代表が「くどくなく、甘みがある」とほれ込むのも分かる。この量で、この美味しさが格安に食べられるのは、「すぎもとファームから産直で仕入れているから」だそうだ。

 この他にも、看板料理は豊富。スペアリブ赤ワインと果実のソース(千二百八十円)、ポークシチュー(千二百八十円)、ミラノ風カツレツ(千二百八十円)など、牛肉より豚肉が好きな身としては、どれもこれも食べてみたいものばかり。カクテルやワイン(大半がグラス五百円)などお酒も豊富に取り揃えているのもうれしい。

 定休日は日曜日。営業時間は正午~午後二時三十分、午後六時~同十時三十分。(フリーライター・吉木俊司)

ケロコのひとことメモ

 家で豚肉を食べるときは「すぎもとファーム」の肉を買うようにしている。やっぱり、美味しいのだ。ここの肉を使ったお店が出来たというので、早速行ってきた。

 色々なメニューがあったけど、まずはポークソテー。家で焼いても美味しいが、プロが焼くとさすがだ。臭みは全くなく、いい香りがする。200gなんて多いと思ったたけど、もう一枚食べられるかも。

 他のメニューでも、どこかに必ず豚肉を使っている。ソーセージ、ベーコン、生ハムもある。スペアリブもおススメです。

2017年12月19日号掲載