神楽4ノ6・TEL61-1856

そば屋へ行って、そばの盛り付けが少ないと悲しくなる。しかし、このお店はそばも具材も、とにかくみなボリュームたっぷり。

例えば、「冷やしスタミナ肉盛」(千二百円)。下のそばが見えないくらい、豚肉とタマネギが文字通り山ほど盛り付けられている。これを、ラー油入りのそばつゆに付けて食べるのだが、使っている豚肩ロースはなんと二百㌘もあるとか。これから暑い季節を迎え、ピリッとした辛さでスタミナもついて、これはいける。

そばは、大海老天セイロ(千四百円)、鴨セイロ(千円)など種類も豊富。前者も、二十㌢近くもある海老二本、ピーマン、レンコン、イカなどの天ぷらが満載で感動的。見てくれだけではなく、そば粉は粘りがある上川町産キタワセ種を中心に、道内産を配合している。つけ汁は、鹿児島県産鰹節と高知県産鯖節を、伝統のかえしで合わせた本格派だ。

店はこの五月、駅弁で知られる旭川駅立売商会が、閉店した老舗そば店「長五郎」を引き継いでオープンさせた。店長は、その長五郎で二十五年間厨房に立ってきた小西良典さん(57)。麺はのど越しの良さにこだわり、「そば通だけではなく、みんなに愛されたい」と、あえて細めの六・四そばにしているそうだ。

ご飯ものの「蕎麦屋のねぎとろ丼」(八百八十円)も人気だ。店独自の配合のマグロたたきを、これも驚くほどご飯の上に盛り付けた。卵の黄身をいれたそばつゆをかけて食べると、箸が止まらない。

フードコート内には、人気の旭川ラーメンが二店出店している。この強豪に負けず旭川そばの良さを知ってもらおうと、小西さんはいま、サラダやウニ、明太子などとそばを組み合わせた新たな夏のメニューも考案中。旭川を訪れる観光客をあっと驚かせるようなものが出て来るのか、楽しみだ。

無休。営業時間は午前十一時~午後七時三十分。(フリーライター・吉木俊司)

ケロコのひとことメモ

ここはびっくり。あさひかわ道の駅に新しくできたお店。お蕎麦は、とてものど越しがいい。驚いたのは、おいしさとボリューム。なぜか「ねぎとろ丼」がある。これがおいしかった。お醤油ではなく、そばつゆをかけるのも気に入りました。

その量にびっくりしたのは「冷やしスタミナ肉盛」。柔らかい肩ロースを使ったのがいい。大海老天セイロも、出てきたら思わず「デカッ」と、声が出てしまう。そして、カツ丼。ごはん一粒も残さず完食です。また、お気に入りのお店が増えました。