東光7ノ4ノ3・TEL32―0129

 おいしいホルモン・焼肉屋さんの条件といったら、いったいなんだろう。使う肉が、質が良くて美味しくなければならないのは、言うまでもない。

 「みふじ」のメインである豚肉とホルモンは、上富良野町の信頼できる食肉卸から同町産を仕入れており、「どこよりも新鮮」が看板。

一番人気が、自慢の塩ホルモン(三百五十円)。卸元でていねいに下処理されたものを、さらにお店で時間をかけてきれいにする。ほれぼれするぐらい真っ白だ。

  いただいてみると、四種の内臓の食べ比べが楽しい。脾臓はレバーと似ているけど、もっと上品だ。ガツはコリコリした食感。塩味が絶妙で、聞いてみると海外の岩塩をつかっているという。

 続いて、これも人気メニューの豚サガリ(四百八十円)。上富良野では、焼肉と言えば豚サガリのことを指すのだとか。厚切りの肉をほおばると、うまさが口いっぱいに広がる。焼肉のタレは、どうしようもなく甘いのが多いけど、ここは甘さ控えめだ。

 わが家では毎年数回、炭をおこして車庫で焼肉宴会をする。だけど、下処理から肉の切り方、使う塩、タレまでこだわるプロの仕事ぶりには、かなわないことを実感。これが美味しさの条件ということか。

 経営するのは権藤早苗さん(44)。旭神で営業していた店を焼失し、昨年の十一月に現在地に移転した。「焼肉店だけど、他の一品料理も食べられる居酒屋です」と権藤さん。なるほど、メニューには豚、牛、鳥の焼肉の他、刺身三点盛(千六百八十円)、カキフライ(八百五十円)、ホタテバター(七百八十円)、ポークチャップ(七百八十円)などがズラリと並ぶ。

 店内は「のんびりと食べていただける、明るい雰囲気を目指しています」という権藤さんの言葉通り。ここもお気に入りの店となりそうだ。

 定休日は月曜日。営業時間は午後五時~十一時。(フリーライター・吉木俊司)

ケロコのひとことメモ

 真っ白で、とても美しいホルモン。食べる前から、美味しい予感です。上富良野の工房から直送。工房でもホルモンの掃除はしているけれど、お店でもう一度やる丁寧さ。工房直送だから、他の肉も新鮮で美味しいの。

 上富良野で焼き肉屋さんに行ったときに驚いたのが、上富良野で焼肉と言えば豚サガリのこと。これがまた美味しい。食べると、肉のいい香りがする。それが、みなとてもリーズナブル。これなら、思い切り食べられます。

 お刺身もあって、つい長居をしてしまうお店です。