宮下通9、たまメディカルビル1F・TEL22-0275

 かなり前からフルーツジュースにこっている。メロンやリンゴ、モモ、スイカ、キウイなど季節のフルーツを片っ端からミキサーにかけ味を追求している。ただし、僕のジュースはジンやラム酒などしっかりとアルコール入り。日本酒を飲み飽きた正月明けも、たっぷりの氷と豆乳を入れ、シャーベット状にして飲んだ。とんでもなく美味しいよと、みんなにしゃべりまくっている。

 さて、ここは僕も良く作る一つ、バナナジュースの専門店。全国的に店を展開するチェーン店(本社・栃木県)のフランチャイズ店として、昨年六月にオープンした。東北・北海道へは初の進出という。旭川店代表の鈴木幸志さん(50)はもともと、関東地方でホテルを経営していたが、コロナ禍などのために廃業。たまたま、「めっちゃバナナ」に出会い「こんなすごいのは飲んだことがない」と衝撃を受け、故郷の旭川にUターンして美味しさを広げることにしたそう。

 バナナジュースはMサイズが五百円、Lサイズが六百五十円。ビーガン(完全菜食主義者)用に、牛乳をアーモンドミルク、オーツミルク、豆乳(Mプラス五十円、Lプラス百円)に替えることもできる。また、ケールや竹炭、小松菜、きなこなど十四種類もの味と栄養(同)をトッピングできる。

 水や氷は一切使わず、原材料はエクアドル産のバナナと美瑛牛乳のみ。人気という黒ごま入りを飲んでみた。出されたストローでは吸い上げられないほど、ねっとり。まさに「めっちゃ濃厚」な美味しさだった。金、土、日曜日の週末には、イチゴ、みかん、パインなど七種類の季節のフルーツサンド(各五百円)も販売している。これも「めっちゃ美しい」ですよ。鈴木さんは、キッチンカーで市内スーパーの駐車場などにも出店している。黄色い車を見かけたら、ぜひ味わって。

 定休日は月、火曜日。営業時間は午前十一時~午後六時。(フリーライター・吉木俊司)

ケロコのひとことメモ

 オープンしてすぐに行ってみたら、長蛇の列。時間がかかりそうだったので「バナナジュースは家で作る」と思ってパス。でも気になって、また行ってみた。

 確かに美味しい。エクアドル産のバナナを使用。バナナなんてどこのでも一緒だと思っていたけど、ここまでこだわっているのだから何かが違うのだろう。

 私はシンプルなバナナジュースが良いと思ったけど、フルーツトッピングが気になる。ブルーベリーを飲んでみたら、なかなかいける。全メニュー、飲んでみようかな。

(工藤 稔)

(全文は本紙または電子版でご覧ください。)

●お申込みはこちらから購読お申込み

●電子版の購読は新聞オンライン.COM

ご意見・ご感想お待ちしております。