5条通16丁目

 一九三三年に酒造オーナーの自宅として建設された建物を引継ぎ、二〇一二年に開店したおかだ紅雪庭。趣のある空間で、美味しいそばと日本料理が味わえます。

 同店でテイクアウトできるのは、お弁当(二千百六十円~)や、おそば(八百十円/一人前)など。記者はお弁当(二千百六十円)をテイクアウトしました。この日の内容は、「だし巻」や「サーモンの幽庵焼き」、「白胡麻葛豆腐」など定番に加え、この時期ならではの「菜の花辛子和え」など全部で十六品。鮮やかな彩りは、見るだけで気分が高揚します!

 さっそくいただいてみると、どの料理にも、利尻昆布と鰹節からとった、こだわりのダシが利いています。稚内産のすり身に卵と長芋、ズワイガニのほぐし身を加え、一度茹でてから蒸された「蟹真丈(かにしんじょう)」は、フワフワの食感で絶品。ていねいに一品一品手づくりする、同店ならではの味です。

 女将の髙橋富士子さん(62)は「お弁当の料理はすべて手づくりにこだわり、たんぱく質、野菜、炭水化物、糖質など栄養のバランスを考え、食べたあとに元気が出るような内容を意識しています。ぜひご自宅でも、当店の味を楽しんでもらえると嬉しいです」と話しています。

 営業時間は、昼は午前十一時半~午後三時(二時半オーダーストップ)、夜は午後五時半~九時半(九時オーダーストップ)。水曜定休。お弁当の金額や内容、一品料理のお持ち帰りなど、要望に応じて対応できます。

 予約・問い合わせは、同店(TEL22―5570)へ。(東寛樹記者)

2020年04月07日号掲載