旭川大学高校(前田秋一郎校長)に四日、2007国際バーサーロペット青少年文化交流団と、韓国・ソウル市の梨花女子大学付属高校訪問団が訪れ、生徒たちとスポーツや食事を共にして交流した。

  同交流事業は、バーサーロペットを開催するスウェーデン・モーラ市、米国・モーラ市と旭川の間で、互いに若者を派遣し合おうと、〇四年から各都市持ち回りで開かれている。今年はスウェーデンから学生六人、引率三人、米国から学生二人、引率二人が、七月三十日から今月六日までの日程で来旭し、旭山動物園や富良野訪問、旭岳登山などを体験した。

  梨花女子大付属高の訪問団は、生徒二十二人と引率者三人。旭川を含む国際ロータリー第2500地区インターアクト委員会(大塚一仁委員長)の招きで三日に旭川入りした。この日二つの訪問団が、旭大高で初めて顔を合わせた。

  メンバーたちは、旭大高の生徒や相手の訪問団と、ソフトバレーボールに興じたり、昼食は部活動などで登校していた旭大高の生徒と一緒に焼き肉を楽しんだ。日本同様、焼き肉が大衆的な韓国の生徒たちも、ジンギスカンはあまりなじみがないようだったが、一度口に運ぶとおいしいと理解したようで、盛んに箸を進めていた=写真。

  同校はクロスカントリースキーの強豪校として、以前にもバーサー青少年交流団を受け入れた経験があり、佐野公平教頭は「今回はクロカンの選手は合宿で来れませんでしたが、ほかの部の生徒たちと楽しく交流して満足してもらえたと思います」と話していた。