旭川映画村の第七十三回自主上映会が二十九日、スガイディノスシネマズ旭川(大雪通五)で開かれます。今回の上映作品は、スペイン映画「ローサのぬくもり」です。
監督・脚本は、一九六五年スペイン・セビリア生まれのベニト・サンブラノ。
都会の片隅で貧しさに疲れ、自堕落な生活を送っている娘マリア(アナ・フェルナンデス)のもとを、年老いた母ローサ(マリア・ガリアナ)が訪れる。暴力的な父に仕えるだけだった母の人生を軽蔑する娘。そんな娘を黙って温かく見守る母。そしてローサにほのかな思いを寄せる階下の老人(カルロス・アルバレス=ノボア)。孤独に生きる三人が心を通わせ、そこに愛の物語が生まれる――。
上映時間は、(1)午前十一時半(2)午後二時(3)午後四時(4)午後六時半(九十八分)。チケットは、大人前売が千二百円(当日千五百円)、小中高校生が前売千円(当日千二百円)です。冨貴堂本店・各店、こども冨貴堂のほか、あさひかわ新聞でも扱っています。問い合わせは旭川映画村(電話23―3623)へ。