画像 国際染織美術館(南が丘三、北海道伝統美術工芸村内)のアスファルトの駐車場に、「ド根性ニンジン」が葉を伸ばし、職員たちを驚かせている。

 同美術館裏の駐車場を囲むハイマツの生け垣の下、石塀とアスファルトのわずかな隙間に、どこかからニンジンの種が飛んで来たものか、鳥の糞に種が混じっていたものか、芽を出して成長したらしい。

 企画部長の仲亀茂樹さん(40)は、「二日前、職員の一人が見つけて、周りの雑草をとってやりました。アスファルトの下で、赤いニンジンがちゃんと育っているといいですね」と目を細めている。