画像 地域の小中学生の登下校時に、ボランティアで交通事故や不審者から子どもたちを守る活動を続けているメンバーたちに、新旭川地区市民委員会は十一日、新たに製作したスタッフジャンパー百六十着(約二十八万円相当)を贈った。

 同市民委員会では、地域の学校と連携し、保護者などが「みまもりたい」を組織。腕章を付け、交差点などで子どもたちの安全に目を配っている。ただ、腕章ではメンバーだと分かりにくいこともあるため、今回新たにジャンパーを製作し、地域の新富・正和・東五条の三小学校と明星中学校の計四校にそれぞれ四十着を贈り着てもらうことにした。

 東五条小学校の一年生ワークスペースで行われた贈呈式には、同市民委の役員と各校の校長やPTA関係者が出席。同市民委の佐藤繁男会長が「このジャンパーを着て、一人でも事故のないようにして行きたい」と話すと、東五条小学校の松倉康夫校長は一年生を前に「これを着ている人は安全ですから、しっかりと言うことを聞いて下さい」と呼びかけた。

 ジャンパーは目立つ黄色で、蛍光色。背中に「みまもりたい」と書かれたロゴが入っている。すべてに通し番号が入っており、だれが保管しているのかも分かるようになっている。