画像 一階レストランのテナントが埋まらない状態が続いていた、五条買物公園の旭川フードテラスに、旭川ターミナルホテルがレストランを出店することになり、約二年ぶりに空きスペースが解消される。

 五日、市役所で旭川フードテラスの運営会社・旭川まちづくり(株)の加藤省治社長と旭川ターミナルホテルを運営する旭川ターミナルビル(株)の松山忠一社長らが会見し、出店の概要が発表された。それによると、レストランの形態は和風、洋風の要素を取り入れた「創作中華」。店舗面積は百三十一平方メートルで五十席程度。営業時間は午前十一時から午後十一時まで。午後三時までランチタイム、以後六時までティータイム、六時からディナータイムとする。オープンは十一月二十九日を予定。店名は今月二十日ごろまでに決める。

 テナントが埋まったことについて加藤社長は「これまで心配をかけたことをおわびし、関係機関に感謝します」と話し、「ターミナルホテルは(同社が運営する)旭山動物園のモグモグテラスでも分かるように、集客力があり、心強く思います。新しいレストランを集客の核として、市民に親しまれる施設になりたいと思う」と期待を示した。

 また松山社長は「商工会議所からの要請もあり、出店で基本合意した。買物公園五、六条付近に出店したいという意欲は以前からあり、今回の合意はありがたい。買物公園の振興に役立ちたい。店は白を基調とした、中華料理店っぽくない内装を考えている」と意欲を話していた。