画像 九〇年からスタートした「アトムの会」(氏家正実代表)が主催する、手塚治虫作品の上映会「アニメワールド」が二十八日午前十時から、旭川市公会堂で開かれます。

 今年は、実写版映画がヒットした「どろろ」のほか、「鉄腕アトム」「ふしぎなメルモ」「森の伝説PART―1」の四作品と、世界で初めて大人のために作られたアニメーション「千夜一夜物語」が上映されます。

  「千夜一夜物語」は一九六九年に劇場で公開され、青島幸男、遠藤周作、大橋巨泉、筒井康隆といった著名人たちが声優として参加した大ヒット作。また、キャラクターデザインには、「それいけ!アンパンマン」の作者、やなせたかしが起用されているなど、見どころたっぷりです(『千夜一夜物語』の入場は、R―15指定相当作品のため、中学生以下の子どもは保護者同伴で)。

 ロビーでは、アトムの会の会員が秘蔵する手塚治虫コレクションの展示・即売、本とグッズのコーナーなども店開きします。
前売りチケットは大人九百円、小中学生五百円(当日はともに百円増し)。小学生未満は無料。チケットは冨貴堂本店、各店で販売しています。

 問い合わせは、喫茶もぐらや(電話51―4159)へ。