画像 羊毛と綿ジャージで作る「ウォルドルフ人形」の展示会が二十八日から、こども冨貴堂(七条買物公園)内のギャラリーKIDSで開かれます。

 ウォルドルフ人形は、日本では「シュタイナー教育」の名で知られるルドルフ・シュタイナーの思想に影響を受けて作られた人形です。

 この人形は草木染めの毛糸を髪の毛に使うなど、自然素材が主な材料です。ボディにも羊毛がいっぱい詰められ、抱き心地が良いのが特徴。顔には特定の表情がなく、人形で遊んでいる子どもたちの心を反映すると言われます。

 展示する作品の作家は、恵庭市在住の村本泰江さん。ウォルドルフ人形の普及と羊毛を使った手作り品の販売を手がける「スウェーデンひつじの詩舎」(本部・横浜市)の講師です。

 会期は十一月十日まで。午前十時~午後六時。問い合わせはこども冨貴堂(電話25―3169)へ。

 十一月十日と十一日の二日間、こども冨貴堂二階で、ウォルドルフ人形の製作講習会を開きます。二日間にわたって講師の指導を受けながら、身長四十㌢の人形(見本がこども冨貴堂にあります)を作ります。

 講師は、今展の作家である村本泰江さんと榛地裕子さんの二人です。ハサミ、針山、メジャー、ものさしなどの裁縫道具と昼食(おにぎり・パンなど)を持参してください。講習料は二日間で七千円。材料費六千四十円が別途必要です。

 長時間に及ぶ針仕事のため、子どもの同伴は出来ません。定員の十人になり次第締め切ります。申し込み、問い合わせはこども冨貴堂へ。