画像 米国生まれの新スポーツ「スポーツスタッキング」を旭川地域の活性化につなげようという、「スポーツスタッキング講習体験会とタイムトライアル」が二十八日、旭川ラーメン村内のイベントスペース「丼ぶりっ子スタジオ」で開かれた。同スタジオ運営事務局の主催。
スポーツスタッキングは、「スピードスタックス」と呼ばれる、グラスの形をしたプラスチック容器を使用。ルールは簡単で、テーブルの上に、スタックの口を下にして重ねた状態から、両手を使ってピラミッド状に積み上げ、再び元の状態に戻すまでの時間を競う。「3―3―3」と呼ばれる、九個を使って三つのピラミッドを作る競技では、二・一一秒の世界記録がある。

 この日は小中学生を含む約二十人がエントリー。スピードスタックスに初めて触れる人も多く、始めにパワーズ研修室で講習会を開催した。スポーツスタッキングあさひかわ活動推進プロジェクトの早坂賢治さんが模範演技を披露。あざやかな手さばきに会場から驚きの声が上がった。このあと参加者は速く出来るコツを聞いて練習。たちまち上達して五秒もかからずに完了する人も出た。

 続いて丼ぶりっ子スタジオで一回に二人ずつのタイムトライアル。練習では完璧だった人が本番でスタックを倒すなど、波乱続きの展開に会場から声援と歓声が送られていた。