旭フィル 旭川フィルハーモニー管弦楽団(中根幸雄団長)の第三十回定期演奏会が二十五日午後三時から、市民文化会館大ホールで開かれます。

 同団は七七年(昭和五十二年)、弦楽器を中心とした旭川室内合奏団として発足、八二年に現団名に改称し、今年で創立三十周年を迎えました。

 曲目は、最初の定期演奏会で演奏したバッハの「主よ、人の望みの喜びよ」、管弦楽団として最初の定期演奏会で披露したベートーベンの交響曲第五番「運命」、そして過去の定期演奏会で二度取り上げたドボルザークの交響曲第九番「新世界より」と、団にゆかりの深い三曲。外部からの応援を含む七十四人のメンバーで演奏します。

 指揮は創立当初から指導している村田紘監(ひろみ)さん。村田さんは「始めた時は、まさか三十年も続けてこれるなんて思ってもいませんでした」と語りながら、節目の年の演奏会を成功させようと、熱の入った指導を続けています。

 入場料は一般千円、高校生以下五百円で前売り、当日とも同額。全席自由。前売券はヤマハミュージック北海道旭川店、ミュージックショップ国原二条店、玉光堂旭川店と大雪クリスタルホール、上川支庁の売店で扱っています。問い合わせは坪田さん(電話070―5609―4600)へ。