画像 造花のアメリカンフラワーやパッチワーク作品の展示会が一日から、アラビゴコーヒー神楽店(神楽五ノ八、神楽小隣)で開かれている。

 アメリカンフラワーを出展しているのは、高柳茂子さん(75)。アメリカンフラワーとは、花を形取ったワイヤーの輪に「ディップ液」と呼ばれる合成樹脂の混合液をつけ、膜を張って成形する造花。透明感があり、ガラス細工にも似た印象だ。かつて市内には五人ほど指導者がいたが、現在は高柳さんだけが自宅を教室に指導を続けている。

 高柳さんはアメリカンフラワー歴二十六年。「きらめきと透明感がアメリカンフラワーの魅力です」と話す。

 同展には高柳さんのほか五人が出展している。パッチワークを出展しているのは源津ルミ子さん(69)と角谷たまえさん(82)。源津さんは「万華鏡」の題で、また角谷さんは「窓」の題でそれぞれ大作を展示している。また松村仁子さん(77)はステンドグラス八点を、角谷君子さん(53)はビーズアクセサリー、野原和子さん(70)はアメリカンフラワー七点をそれぞれ出展している。

 三十日まで。午前十時~午後六時。問い合わせはアラビゴコーヒー神楽店(電話63―5005)へ。