画像 大雪地ビール館(宮下通十一)の玄関に、同館の冬の風物詩「お菓子の家」が今年も登場、来店客の目を楽しませている=写真。

 同館の岩谷譲二料理長(56)を中心に料理スタッフが材料を買い集め、一週間ほどかけて完成した。三棟作られ、大きいものは屋根までの高さが約五十センチ、幅が三十センチ。すべて本物のお菓子で、チョコレート、ゼリー、クッキーなどがびっしりと屋根や壁を埋め尽くしている。触ることは出来ないが「私も触ってみたくなりますね」(梅井幹雄支配人)という見事な出来栄えだ。

 接着に砂糖を使っているため、溶けないように暖房のない玄関の風除室に置かれている。足を止めて「よく出来ていますね」「おいしそうですね」とスタッフに声をかける来店客も多いという。

 同館では一月末ごろまで展示し、その後は昨年同様、市内の幼稚園に贈って子どもたちに喜んでもらう予定だ。