画像 昨年大みそかに抽せんが行われた年末ジャンボ宝くじで、市内の堂前たばこ店(堂前嗣延さん経営、五ノ十四)から、一等三億円(前後賞含む)と、二等一億円の大当たりが一本ずつ出た。今回道内では一等が札幌で二本。二等は帯広二本、札幌、石狩、苫小牧、室蘭から各一本で“ダブル当せん”は同店だけ。四等百万円も三本出た。

 家族とともに客の応対に当たる堂前さんの妻の輝子さん(78)は「最近ではバスで旭山動物園へ行った帰りに、うちに寄って宝くじを買って行かれる方もいるようです」と“宝くじ購入ツアー”に驚く。昨秋には、テレビの全国番組で“当たる店”として、同店を含む六店が紹介され、テレビを見て来たという客も多かったそうだ。客の期待が大きいだけに、「もし出なかったら」というプレッシャーもあるが、「お陰で一昨年の年末、昨年六月のドリームジャンボに次いで、高額当せんが出てくれました」と胸をなで下ろしている。

 当せん金の支払い期間は来年一月六日まで。