市内・近郊で自然や環境に関わる活動をしている十八の市民グループでつくる「あさひかわ自然共生ネットワーク」が九日、比布町との境界にある突哨山で、自然観察会と雑木林の枝打ちを楽しむ集いを企画して、参加者を募集しています。

この山の雑木林は、早春の野草・カタクリの大群落があることで知られ、花の時季には道外からも“花見客”が訪れる隠れた観光スポットになっています。

当日は、午前十時までに国道40号沿いの比布トンネル手前にある突哨山公共駐車場に集合し、かんじき(スノーシュー)をはいて山に入ります。

森の管理に詳しいガイドから、枝打ちの目的やその効果についての説明を受け、参加者全員でノコギリを使って作業を行います。

森の中での昼食の後は観察会。雪の上に残された動物たちの足跡を見たり、植物を観察しながらのんびりと山を歩きます。午後二時頃には下山の予定。

募集定員は二十人。参加費は五百円(小学生未満は無料)です。スノーシューやノコギリ、安全のためのヘルメットは主催者が用意します。昼食を持ち、暖かな服装で参加してください。申し込みと問い合わせは、平日の午前九時から午後五時までの間に、事務局の旭川市企画財政部企画課(TEL25―5316)まで。定員になり次第締切ります。