imgS・イタヤンこと板谷諭使さん(47)の「ダンボールアート展」が、こども冨貴堂(七条買物公園)内のギャラリーKIDSで開かれている。

板谷さんは市内在住の画家・立体作家。東川養護学校教諭として子どもたちの指導にあたりながら、具象、抽象の両方で表現活動をしている。道教育大旭川校在学中の八二年(昭和五十七年)には純生展協会賞を、また九二年には全道展協会賞を受賞している。

ダンボールアートは、以前から遊び半分で作っていたが、発表するのは今回が初めて。設計図などはなく、制作しながら表現手法を考えていくスタイル。今展の作品の多くは、愛用のバッグやノートパソコン、スニーカーなど、身近にあるものをモチーフにした。アクリル絵の具で着色され、ポップで現代的な印象。作品自体から「自由につくる楽しさ」があふれていて、気取りがなく、親しみを感じさせる。

板谷さんは「作品は壊れても比較的簡単に直せるので、自由に触れて遊んでみて下さい」と来場を呼びかけている。

二十三日まで。作品は購入できる。問い合わせはこども冨貴堂(TEL25―3169)へ。

20日 ワークショップ

img二十日午後一時から、板谷さんが同展関連のワークショップを開く。ダンボールアート作りを楽しみながら、制作のコツを教えてもらえる。板谷さんは「難しいことは何もありませんので、気軽に参加してください」と話している。誰でも参加可能。持ち物や参加費など詳しい問い合わせは、会場のこども冨貴堂へ。