img「シニアのためのケータイ教室」が十七日、中央公民館で開かれ、約三十人の参加者がメール送信やカメラ機能を使った写真撮影などを体験した。

公民館利用者の要望を受けて開かれた。担当したNTTドコモ旭川支店によると、最近は学校からの依頼が多く、公民館で中高年を対象に教室を開くのは珍しいという。

講座は参加者全員に携帯電話が貸し出されてスタート。参加者は初めに災害用伝言ダイヤルの説明を聞いた後、メール送信に挑戦。画面にメールアドレスを表示させてメモ用紙に記録し、紙を隣の人と交換。カメラ機能を使って写真を撮り、文章を書いて互いに送信した。相手から送られた写真や文字が映し出されると、会場から歓声や感嘆の声が上がった。

参加した六十代の男性は「実は他社の携帯を使っていて、ドコモ製の使い心地を体験しようと思って来ました。同じ携帯でも意外と勝手が違いますね」と話していた。