昨年十月に設立された世界連邦運動協会旭川支部(松藤三郎支部長)の第一回支部総会が十八日午後二時から、花月会館(三ノ七)三階羽衣の間で開催され、その中で講話と懇親会が行われます。

世界連邦運動(本部:アメリカ・ニューヨーク)とは、世界にある既存の国家とは別に、一つの世界憲法の下で、紛争や環境、飢餓など地球上の問題を解決し、世界平和を実現しようというもの。一九四六年(昭和二十一年)に設立され、現在、二十四の国と地域にある加盟団体と、六十カ国に存在する個人会員で構成しています。日本協会は四八年に発足。ノーベル賞受賞者の湯川秀樹さんが会長を務めていた時期もあります。

当日の講話は午後二時から。講師は、世界連邦運動協会副会長の荻野忠則さんです。テーマは「日本国家と世界連邦」。平和憲法を持ち、また核を有しない日本が、世界平和のために取るべきリーダーシップ、使命と役割について話す予定です。

聴講は無料。運動に関心のある人なら誰でも参加できます。希望者は午後四時からの懇親会(会費四千円)にも参加可能です。問い合わせは支部長の松藤さん(TEL52―3862)へ。