img旭川市内に三十六店舗を展開する全国大手のドラッグストアー、ツルハ(本社・札幌市)は、東六条店に高齢者向けの生活用品の専用コーナー「ホスピタリティプラザ いきいき・らくらく」を設けている。この専用コーナーは全国チェーン店の中で、札幌市の元町店に次いで二店目となる。

東六条店は昨年十一月に、この専用コーナーを設置。紙おむつ(パット)や靴、下着、靴下、食器、スプーン、マグカップ、杖、シルバーカー、車椅子などの生活用品約六百種類をそろえている。コーナーでは相談を受け付ける介護福祉士などの免許をもつ専門員が対応する。

専門員は来店者の要望を聞いて、商品の選択の手助けやアドバイスをしている。相談は多岐にわたるが、靴や紙おむつについての相談が多いという。例えば、「足にむくみがある」「片足に装具をつけている」などで、足のサイズに合わせて片足ずつ別売りすることなどもしている。また紙おむつについては「洩れが気になる」「失禁がある」等々。約二百種類ある商品の中から症状や希望に合わせて、最適なものを薦める。

「コーナーを設けてまだ半年ほどなので、市民のみなさんに十分周知されてはいませんが、だんだんと訪ねてくださる方が増えてきています。ここに置いていない商品でもお取り寄せすることができますので、どんなことでも相談してください」と峯後由樹恵さん。相談の受付は午前十時から午後六時三十分まで。詳しくは、同店(TEL20―0826)へ。