img絵本作家のあべ弘士さんの原画展と講演会などが今月二十六日から八月にかけて、富良野市で開かれます。地元の菓子店・フラノデリス(藤田美知男代表)がメセナ事業として応援するイベントです。

今月二十六日午前十時から、「あべ弘士のゆかいなトーク~絵本の中の動物たち」が開かれます。会場は富良野文化会館大会議室。旭山動物園の飼育係時代の思い出を語り、参加者と一緒に絵を描いたりします。参加費は無料。

同日午後一時からは、同じ会場でワークショップ。あべさんの指導で、親子で段ボールを使って「キリン」を作ります。対象は、年長から小学校低学年までの親子五十組。完成後は、原画展の会場に展示されます。問い合わせは、富良野市教育委員会社会教育課(TEL0167―39―2318)へ。

原画展は、二十七日から八月二十四日まで。会場はJR富良野駅前の「ふらっと」一階、地域交流ホール。これまでに出版した数々の絵本の原画約四十点、屏風絵や立体作品も出展される予定です。入場料は中学生以上三百円。

初日の二十七日午前十一時から約三十分間、会場の絵を前に、あべさん本人が作品のエピソードなどを語る「ギャラリートーク」。午後一時からは、ふらの演劇工房の朗読サークルがあべさん著「どうぶつ句会オノマトペ」を朗読する会が開かれます。

また八月十日午後三時からは、会場であべさんの「ライブ・ペインティング」。さて、あべさんが即興でどんな絵を描くのでしょう。

問い合わせは木下さん(TEL090―8905―2287)、または篠田さん(TEL090―2074―7628)へ。