新井英一のライブが三十一日午後六時から、りべーる・ホール(四ノ七ヨン・ナナビル2F)で開かれる。旭川でのステージは久しぶりだ。
父親の生まれ故郷、韓国・清河(チョンハー)への思いを歌い上げた「清河への道・48番」で知られる新井は、一九五〇年(昭和二十五年)福岡生まれ。十五歳で家を出て、岩国の米軍キャンプなどで働き、二十一歳の時に渡米。放浪生活の中で歌手を志し、独学で歌作りを始めた。
「清河への道」はTBSテレビ「筑紫哲也ニュースステーション23」のエンディングテーマ曲に選ばれ、そのアルバムは第37回日本レコード大賞「アルバム大賞」を受賞した。その後、ニューヨーク・カーネギーホールでの公演、パリでのライブ、韓国ツアーなど精力的に活動している。
旭川でのライブは十三年ぶり。どんな歌を聞かせてくれるか楽しみだ。
チケットは四千円。FMりべーる(TEL27―1171)のほか、あさひかわ新聞(TEL27―1577)でも販売している。