無農薬、無化学肥料にこだわった有機栽培野菜を販売する「MOA健康生活館―オレンジハウス旭川店」(柳田富彦館長兼店長)が、地元の文化活動の場として人気を集めている。

(株)エムオーエー北海道販売(本社・札幌)が地産地消をうたい文句に、道内各地で展開している事業。旭川では今年四月に一階の「オレンジハウス旭川店」がオープンし、五月からは二階の多目的フロアを一般客に開放している。

同旭川店では、上川管内を中心に地元農家と提携して生産した有機栽培のトマトやキャベツなどを販売。小さなカウンターやテーブルも用意され、無添加、無着色のソフトクリームなども販売している。

多目的フロアは、だれでも予約をすれば気軽に利用できる調理室や茶室、セミナールームを完備。文化活動の拠点として提供している。

赤川寛副店長は「地元で生産された自然食品を通して、地域とのふれあいを深めていきたい」と話している。