imgあべようこさん(63)の和紙工芸と、佐藤田美さん(53)のビーズアクセサリーの展示会がアラビゴコーヒー神楽店(神楽五ノ八 神楽小隣)で開かれている。

あべさんが和紙工芸を始めたのは十年ほど前から。他の作家の作品展で和紙の美しさに魅せられた。それから独学で修得。指導などはしていない。

材料の和紙は千葉の業者から取り寄せる。「和紙は洋紙と違ってタテ、ヨコの目が無く扱いやすい。曲面にも馴染みが良くて、継ぎ目も目立ちません」と和紙工芸の魅力を語る。

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img佐藤さんがビーズアクセサリーを始めたきっかけは、あるテレビ番組。オーストリア・スワロフスキー社のビーズが紹介され、手芸店で実際に手にすると実に美しかった。独学で勉強し、〇三年(平成十五年)には道北で初めて、日本余暇文化振興会のビーズアクセサリー・インストラクターに認定された。現在は市内で教室を開き指導にあたっている。

「色と形、その無限の組み合わせが魅力。リメイクしやすいので、飽きることがない」。同じデザインのアクセサリーは二度と作らない。佐藤さんの作品は全てが一点ものだ。

三十日まで。午前十時~午後六時(最終日午後三時まで)。問い合わせはアラビゴコーヒー神楽店(TEL63―5005)へ。