img旭川出身の画家、サカイトシノリさんの個展がきょう二十三日から二十八日まで、デザインギャラリー(宮下十一 蔵囲夢内)で開かれている。

サカイさんは五八年(昭和三十三年)生まれ。啓明小、東光中、旭東高、武蔵野美大へと進み、同大講師を経て、〇一年(平成十三年)から東京の絵画教室アトリエ・サガンを主宰している。これまでに二十三回の個展を開催し、埼玉現代美術の祭典での大賞受賞をはじめ、吉原治良賞コンクールの優秀賞など多くの受賞歴がある。

今展は「環太平洋描画計画」と題し、〇二年からインドネシアやカナダ、アメリカ、ロシアなどの国々を旅しながら描いた作品を展示する。新作六十点をはじめ、以前の作品も二十点ほどを出品する予定。

サカイさんは初の故郷での個展に向けて「自分のオリジナリティがある街に戻ります。作品展はもちろんですが、懐かしい顔に会えるのも楽しみです」と話している。

午前十時~午後六時。問い合わせはデザインギャラリー(TEL23―3000)へ。