img比布町との境界にある突哨山の雑木林で十九日、自然観察会とイモ煮会が開かれた。突哨山と身近な自然を考える会(出羽寛代表)の主催。

親子連れなど約三十人が参加した。青空が広がって、穏やかな陽気の下、紅葉に染まる林の中の散策路を、秋の草花やキノコ、鳥の声に耳を傾けながら、ゆっくりと歩いた。

下山後は、麓の農家が収穫したジャガイモや新米のおにぎり、搾りたての牛乳を味わった。

親子で参加した田宮隆文さん(45)、有子さん(39)、和真くん(10)、健伍くん(4)の家族は、冬と春の観察会にも参加している。健伍くんは、「ヤマブドウがおいしかった」と笑顔で話していた。