親子でのり巻き作りに挑戦する「のり巻き出前教室」が十八日、ときわ市民ホールの調理実習室で開かれた。のりの問屋でつくる北海道海苔問屋協同組合旭川支部(田畑正晴支部長)の主催。
食料自給率が四〇%を切るという状況の中で、日本の大切な食文化である、栄養豊富な海苔を、もっと食べてもらおうと企画した。
市内近郊の小学生とその保護者十六組、三十五人が参加。指導したのは、FMりべーるの人気パーソナリティー、マダム・ケロコさん。愉快なおしゃべりを交えながら巻きずしづくりにチャレンジした。完成後は自分が作ったのり巻きを試食。会場に「おいしい」の声が広がった。
お母さんの寺田芳恵と参加した四年生の花子さんは、「手巻きずしよりも、ずっと楽しかった。出来上がった断面を見るのが楽しみ。またやってみたいです」と笑顔。
また、六年生の植西咲月さんのお母さんの朱美さんは、「作っているうちに、どんどん楽しくなり、いろいろアイデアが浮かんできました。うちには中学生の男の子がいるので、レタスやカツを巻いたらどうだろうとか、オリジナルの巻きずしを作ってみたくなりました」と話していた。