img旭川藤女子高校ULコースの三年生二十五人と市内や札幌の高校に留学している海外からの留学生十二人が国際的問題をテーマに全て英語でディスカッションする「高校生国際会議(UL conference)」が十月三十日、同校で開かれた。

ULコースは英語を主軸に学ぶコースで、コミュニケーション力や自主性を養い、国際的人材育成を目指している。今回の会議もその教育プログラムの一環で、企画から進行まて全て生徒が担当した。

今年のテーマは「戦争と平和」。ディスカッションやプレゼンテーションは英語で進められる。グループに分かれヨーロッパやアメリカ、アジアの留学生たちと熱心に意見の交換を行なった。

「ただ英語が話せるだけでなく、中身のある英語力を付けさせたい」と谷島久雄教頭。生徒からは「いろんな国の同年代の意見を聞けた。世界について知らないことが、こんなにあるんだと驚きました」という声が聞かれた。