東川町文化ギャラリーでは二十四日まで、三つの作品展を開催しています。「白鳥」福田光雄作品展(第一展示室)、東川フォトクラブ写真展(第二展示室)、第二回青少年ワークショップ作品展(第三・四展示室)です。
福田さんが撮影した白鳥の写真の数々は、吹雪の中にうずくまる姿や夕焼けを背景に飛ぶ群れなど、長年白鳥を追い求めてきた撮影者ならではの視点で、その生態を見事に切り取っています。
東川フォトクラブには現在、老若男女、ビギナーからプロまで二十三人が所属。それぞれ独自の世界を写し撮った写真を展示しています。町外のメンバーもおり、上富良野町の金子文さんと、和寒町の西本桂子さんは二人とも入会して一年弱。モノクロ写真に魅かれており、「写真を撮るのが楽しい」と語っていました。
東川町では「写真の町実行委員会」主催による東川小学校四年生を対象にしたワークショップを昨年から開いていて、今年は二回目。五十一人が十班に分かれ、講師の指導を受けながら撮影した写真を班から十枚ずつ出展しています。小学生の目に映る、町内の風景と人々の表情を捉えた作品が並んでいます。