伊ノ沢市民スキー場が今月二十三日にオープンする。昨シーズン終了後に老朽化したリフトを撤去済みで、今シーズンからは新設したロープリフトでの営業となる。

中腹の道路から上はゲレンデとして使わず、その下部分の約二百四十メートルを圧雪してゲレンデとする。このため、昨シーズンまでのゲレンデと比べると、二百十メートルほど滑走距離が短くなる。

ロープリフトの利用料も決まった。一回券は高校生以上が八十円、中学生以下と六十歳以上は四十円。回数券(十一回)は同八百円と四百円。一日券は同千円と五百円。なおシーズン券は今月十三日から発売し、三十一日まで販売する。高校生以上が一万円、六十歳以上は八千円、中学生以下は五千円。

ゲレンデふもとの幼児用施設「キッズランド」は、一般ゲレンデとネットで区分けされており、小さな子どもがすべり台やソリ、シーソーなどで遊べる。ロッジでは食堂・売店の営業を行わず、休憩所のみの利用形態となる。

営業時間は午前十時から午後四時(日没)まで。ナイター営業はない。オープン日の二十三日と、来年二月十五日の市民体育の日はロープリフトが無料で開放される。

オープン前の問い合わせは旭川振興公社(TEL22―7198)、オープン後は伊ノ沢市民スキー場(TEL62―4922)へ。