市科学館サイパルでは十八日まで、プラネタリウム特別番組「くものきれまに」を上映しています。幼児向けの「なかよしタイム」としての上映です。

「くものきれまに」は、旭川在住の絵本作家、あべ弘士さんの絵による絵本「あらしのよるに」シリーズの第三話です。

ある嵐の夜に、暗闇でお互いの姿が見えないまま、偶然友だちになったオオカミのガブと、ヤギのメイ。本来、食う者と食われる者の立場である二匹は、その後も会う約束をして、友情を重ねて行きます。第三話「くものきれまに」では、メイがオオカミに食われはしないかと心配するもう一匹のヤギが、ガブとメイの待ち合わせ場所にやってきてしまいます。さてその顛末は…。

当日はこの絵本の内容(二十分間)をプラネタリウムで上映します。星空の投影・解説はありません。平日は午後二時半から、土日祝は(1)午前十一時四十分(2)午後二時半の二回上映します。

料金は大人三百円、高校生二百円、中学生以下無料(障害者、要介護者、市内及び近隣八町の七十歳以上の人は料金を免除)。問い合わせは市科学館(TEL31―3186)へ。