img戦前から一度の中断もなく続く「道北書初展」(事務局・雪嶺書道学院)が一日まで、デザインギャラリーで開かれた。

六十六回目を迎えた今展には、幼稚園児から一般まで、約二百六十点が出品された。一月十一日に審査員二十五人による審査会を開き、入賞・入選作品を選んだ。

雪嶺書道学院の副学院長で、同展審査委員長の梅田楷宗(号・宗雪)さんは「少子化の時代を背景に、小中学生の作品が少なくなっています。一方、大人の応募作品数は横ばいで、生涯教育の一環として良く書き込まれた作品が多いのが特徴です。幼い頃に筆を持ち、継続して習えば、青年期に中断しても、年配になったときに再び書に親しむことが出来ます。それこそが私たちの意図する書道を通じた生涯学習です」と話した。