img二十日に第一回の検定試験が行われる「旭川大雪観光文化検定」の受験対策セミナーが十五日、道北経済センターで開講された。

講師は、検定の公式テキスト「旭川魅力発見伝」の編集長、江口尚文さん(旭川大学経済学部准教授)のほか、編集委員の向井正幸さん(旭川市博物科学館学芸員)、鈴木康弘さん(北海道観光マスター・北海道フードマイスター)、峯村伸哉さん(旭川観光ボランティア協議会幹事・農学博士)、三宮元樹さん(市観光課主査)の五人。

講師は担当するそれぞれの章について、学習のポイントを説明。当日出題されそうな箇所についても、それとなく示唆した。

「歴史概観」の章を担当した江口さんは「試験に受かるのが目的というのでなく、歴史そのものを堪能してほしい」と、息の長い歴史学習を促した。また、向井さんは、セミナーに小学六年生一人をはじめ若い世代の参加が多いことに触れ、「大変心強く思う」と感想を話した。

当日は百七十二人が受講した。二月二十六日にもほぼ同内容のセミナーが開かれており百十九人が参加。二回をあわせて二百九十一人が受講した計算になる。