赤い羽根共同募金運動に貢献した団体・個人を表彰する平成二十年度の「共同募金功績者顕彰式」が四月二十七日、サン・アザレア(五ノ四)でおこわれた。

今年度、顕彰を受けたのは九十団体・個人。式では募金運動や寄附、戸別募金、歳末助け合い運動に取り組んだ個人、企業、町内会、小・中・高校、幼稚園などに、旭川市共同募金会の太田英司会長から感謝状が贈られた。

歳末助け合い運動功労者の顕彰を受けた、あすなろ幼稚園では保母さんに付き添われて園児二人が出席。同園では三十数年前から歳末助け合い運動に取り組んできたという。

太田会長は「世界的な不況の影響を受け、国内の共同募金総額は大きく減少していますが、旭川市内ではマイナス〇・五%、十五万円ほどの減少にとどまり、二千九百万円という多額の募金をいただき、感謝しております」とお礼の言葉を述べた。

旭川市社会福祉協議会の盛永孝之会長は「不況の難しい時勢に、共同募金からの多くの寄付は私ども協議会にとっては貴重な財源となっています。意義のある社会的活動に心からお礼申し上げます」と挨拶した。