比布町のイチゴ狩りの季節が近づいてきました。今年は、二十五日から七月十五日まで、町内の七つのイチゴ農園で楽しめます。

 雪解けの遅れや、寒い春の影響で例年よりも十日ほど生育に遅れがでているそうで、気温が上がる七月上旬からが本格的な収穫シーズンとなります。

 米とイチゴを夫婦で栽培する佐藤農園の佐藤孝行さん(62)と奥さんの香代子さん(57)。「スーパーで年中見かけられるようになりましたが、イチゴは初夏のくだものです。旬に食べるのが一番! 太陽を浴びて完熟したイチゴをお腹一杯食べに来てください」と話しています。

 営業時間は午前七時から午後六時まで。雨天でもビニールハウス内でイチゴ狩りができる農園もあります。二十人以上の場合は要予約。午前中の、イチゴが冷たい時間に行くのがコツです。

 問い合わせや農園の場所などは、比布苺狩り連絡会事務局(比布町役場産業振興課内TEL85―2111)まで。同町のホームページ(www.town.pippu.hokkaido.jp)から農園マップがダウンロード出来ます。